2023年の振り返り。個人開発「テリノス」に邁進した1年。営業と三現主義

2023年振り返り

みなさんこんにちは。おばたです。

2023年はあまりブログ記事の投稿をしていません。かわりに、twitter(X)の投稿が多かったので、こちらを参考に、2023年を振り返ってみたいと思います。

ちなみに、つぶやき投稿している内容は全て個人開発につながる内容です。仕事でのプログラミングについては一切触れていません。なので、先に仕事面の振り返りをしておくと、何も変わらず、淡々とタスクをこなしていた。という感じです。

悪くいうと、新しいことへのチャレンジがほとんどなかったことが非常に残念に思っています。安定した仕事を、淡々とこなしていけることは、「安定」を目指している人からすると羨ましい環境なのかもしれませんが、本当にまったく変化がなかった1年だったかなと思います。

さて、それでは個人開発はどうだったのか、1年間を振り返っていきます。

1月。GPSを使おうとしていた。けど、使わなかった。

何やら面白そうなことをしようとしていますね。

結果的にGPSを使ったものの実装は、まだ何もしていませんね。この時に、何を考えて、どんな実装をしようとしていたのか・・・。

思い出しました。マッチングアプリ的なものを作ろうとしていて、位置情報の活用を考えていました。これらの実装は、全く違うサービス開発に向かって進んでいくタイミングで全てなかったことになったのだと思います。

3月。東浩紀さんの本にたくさん触れたかもしれない

振り返っていて驚いたのですが、春前に『ゲンロン戦記』を読んでいた様です。2013年頃に初めてゲンロンカフェを訪れた時を懐かしんでいたと思います。

その後、東浩紀さんの本を何冊か拝読した記憶があります。また、直近で『クリュセの魚』の表紙を飾っていた大槻香奈さんの個展に足を運んでみたりと、本当に不思議なものです。10年前の記憶が突然蘇ってきて驚きました。

4月。営業について考える

この時はまだマッチングアプリ的なもののマーケティングについて考えていました。リアルに足を使った営業はまだできていませんでした。オンライン上で全て完結したいという願いが強すぎました。

ここからしばらくはネットに固執することになります。まだ、現場、現実、現物の重要性をまったく知りません。

5月。陶器市に行って見る

5月に入り、今まで作っていたマッチングサービスとは全く違うサービス開発に取り組み始めます。

やきもの総合プラットフォーム「テリノス」の始まりです。

実際にイベントの現場に行って見ると、人の多さややきものを購入する人の多さに驚いたり、驚かなかったり。。。

7月。「テリノス」をリリース

要員追加は、プロジェクトをさらに遅らせるだけである。以前パン工場に勤めていた時には考えられないような法則です。パン工場では、新入社員が一人増えただけで、全ての部署が奪い合いのように人を欲しがっていましたし、現場で働き始めて3日目くらいには、雑務をこなしてもらえたので、要員追加はとても嬉しいイベントでした。

ところがIT業界は違います。プロジェクトにアサインされてから少なく見積もっても1ヶ月は、負債になる印象です。そもそも要員追加されるための準備がほとんどできていない事が問題なのかもしれませんが。

テリノスもとても小さいプロジェクトですが、人と関わることがよくあります。

そんな時に人に頼ることも選択肢として考えるべきだと思いますが、ほとんどの場合うまく行っていないので、やはり要員追加は短期的には負債だなと感じています。

8月。海外旅行でイギリス、アイスランド

去年の目標でフィンランドに行く!というものがありましたが、今年はイギリス、アイスランド、タイに行けて満足度高いです!特にイギリスとタイでは、知り合いの方に現地を案内してもらったことが大きいです。

今までイタリアや上海にも行った事がありますが、行き当たりばったりな感じがあったので、実際にそこに住んでいる人の立ち居振る舞いを見れたのはすごく面白かったです。

海外旅行すると、毎回必ず、英語学習したい!となるのですが、いまだに全く喋れません!

以前の記事にもしましたが、無料のスマホアプリで英語を勉強していて、アプリ操作だけとても上手になったなとか思っています。非常に良くないですね!

9月。いろんな展示会に行ったり、ブログ書いたり

私のブログでもっとも読まれているのは、PythonでRPGを作成する連載記事です。プログラミングと言ったらゲーム制作!というくらい、私もいろんなゲームを作ってみたい!遊んでみたい!という欲求はあるのですが、今は「テリノス」でもっと遊んでいきたいところです。ぜひ読んでみてください。

やはりプログラミングの入り口としては、ゲームなどが人気なのだろうなと感じています。実際にテリノスを作っていて思うのは、新しいサービスを考える事はすごくクリエイティブだと思いますが、実際にコードに落とし込む際は、AWSのサービスを繋いでいるだけなので、あまりクリエイティブな感じはありません。

しかし、陶芸業界が少しでも盛り上がってくれたら良いなという思いがあるので、なんとか楽しくやっていられているのかなと思います。

どうしたらより良いサービスとなるのか、もっといろんな人に意見を聞いてみたいです。

WBCの栗山監督の言葉は本当に素晴らしなと感じています。

「できるかできなか。ではなく、やるかやらないか。」どうして人は「できない」と言ってしまうのでしょうね。。。

なんとなく、やるかやらないかで物事のほとんどが決まっているような気がしないでもないです。選択肢が目の前に現れたら、やる方を選択していきたいですね。

10月。新機能「ニドヤキ」を追加

テリノスについて、当初計画していたサービスの実装がほとんど完了したのが、この10月くらいでしょうか。

「推し活」がもっと陶芸業界でも浸透してくれたらいいのになと思う反面、ギャラリーストカーなる危ない人たちもいるということを聞いて、そういう活動もなかなか難しいのだなと感じています。

そして、ライブ配信や、YouTubeに動画投稿してみたり、パッと思いつくことはなんでもやってみることに。

VTuberにもなろうとして、アバターを買って見ようとしていますが、まだ手元にアバターは届いていない状況です。これも人と人のお付き合い。なかなか調整も難しいなと思ったり、思わなかったり。

ライブ配信は2002年頃にネットラジオの方法をネットで知り合った人から教えてもらって、友達に向けて放送ごっこをしていたことがあります。

今もその延長をしていると思うと何か感慨深いですね。

益子の陶器市にも行ってみたりしました。この時はバスでいったのですが、高速道路の渋滞がすごくて、電車で行くのが良いなと思いました。

現地ではたくさんの学びがあったと思います。YouTubeの動画にしていますので、こちらもぜひごらんください。チャンネル登録、グッドボタン、よろしくお願いします!

全体を通して思うこと

こうして1年を振り返ってみると、サービス開発をしていた時間よりも圧倒的に、外に出向いていた時間の方が長かったなと思いました。

サービス公開以前から、すごい大ヒットする予感はしていなかったので、地道にコツコツと営業していくことになるだろうなと思っていたので、その通りになっているわけですが、もう少しうまくできたところもあるなーとか思ったり、思わなかったり。

まだまだ始まったばかりですが、いいこともあれば、悪いこともありのサービス開発ができたのかなという印象です。

まとめ

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

私の場合はサービス開発もしていますが、営業に力を入れているので、だんだん技術ブログ的なことができなくなってきていることが少し悲しいところです。

小さなゲーム開発も好きなので、何か陶芸と関連するような小さなゲームでも作ってみようかなとか考え中です。

それではまた、次回お会いできることを楽しみにしております。ありがとうございました。

この記事を書いた人

小幡 知弘

1990年茨城県神栖市生まれ
2013年大阪芸術大学卒業
Python×Webエンジニア