フードパンダ撤退から考えるアプリ開発とサービス運営について

フード

東京に住み始めてありがたいなぁと思う事の1つにフードデリバリーサービスがたくさんあることだと思っている小幡です!

先日、フードパンダで何かデリバリーを頼もうかなぁと思ったら、1月31日でサービス終了する事をしり驚きました。テレビCMなどもついこの間まで流れていたので、フードデリバリー事業は大変なことになっているようだと考え始めたので、それらについて記事にしてみたいと思います。

私は趣味でサービス開発をしているので、そんな個人のささいな人生感も交えて記事にしてみます。もしも、サービス開発などで起業して、大きな成長を遂げてみたいと考えている人がいれば、実際にそういう道を通ってきた人の記事などを参考にされることをお薦めします。

経営戦略や事業売却などについては知識不足なので、書けません。フードパンダをきっかけに、自分のサービス開発について考える記事です。

アプリ開発をしたいと思って数年…

ありがたい事にプログラマーとして働かせて頂いている訳ですが、お仕事とは関係なく趣味でアプリ開発をしてみようと思い立ったことが何回かありました。そのためにAndroidアプリ開発用にKotLinを触ってみたりしましたが、結局最後までやりきれていないわけで・・・。

そんな私なので、フードパンダなど事業化しているサービス以前に、個人開発などでサービスやアプリをリリースしている人をとても尊敬しています。もちろんサービス開発、アプリ開発のみならず開発者としてプロジェクトに携わられている全ての人を尊敬しています。

私がアプリ開発をして最後までやり遂げられない理由はたった1つだと考えています

  • 熱意がない

そのサービスやアプリを開発する、気持ちというか、作りたい理由が弱いです。「どうしても作りたい」という強い意思があれば、例え時間がなくて、作業環境が悪くても、様々な誘惑が現れても、そんなことはお構いなしに、開発を続けられると思っています。

また、もしも作りたいものが既に世の中に存在していたとしても、「どうしても作りたい」という強い意思があれば、そういうことは関係なく、必死になって開発が続けられると思います。「既に作られているのだから、作る必要はない」と考えるのは、少し早すぎることで、なぜ自分が「どうしても作りたい」と思う様になったのかを整理する必要があると思います。

「何かを作る」こと以前に、もっと抽象的で自分の核となる部分をのぞき込んで確かめてみる時間が必要だと思います。ウォルト=ディズニーがディズニーランドを構想するだけで3年かけたように。

そして私の場合は、まだ思っているだけなので、実践して行きたい訳です。なので今開発中のサービスを少しずつ形にしていきたいと思っています。

私にとって「どうしてもやりたい事」は、「良いものを共有する事」です。人は1人では生きていけません。様々なものを共有しながら生活しています。もちろん著作権などの問題なども決して無視できませんし、守るべきものだと考えています。なので、なんでもかんでも共有すれば良いという訳でもないですが、良いものは共有したいと考えています。

世の中にはあらゆる良いものが存在していると思いますが、今の私の技術力で出来るサービスは「良い格言を共有する事」です。格言はそれを知るだけで世界観が変わる力を持っていると思います。さらに、短い言葉なので簡単に共有できます。そして一般的に広く知られている格言に「これは良くない」というものが無いのではないか?と考えています。

あなたの知らない格言を私は知っているかもしれませんし、私の知らない格言をあなたは知っているかもしれません。それを共有できたら、お互いにハッピーだと思いました。

格言を集めたアプリなどは既に存在しています。しかし、「どうしても作りたい」理由は、既に存在しているアプリに、最初に記した私の想いが含まれていないからです。

ちなみに今実現できない共有したいものの1つに「移動手段」があります。これは「カーシェア」のような概念に近いのですが、地元神栖市で始まっている「オンデマンドタクシー」のような概念に近いかもしれません。もちろん、似たような形で近い意味でも「Uber」のタクシーの方も、もっと使いやすいものになって欲しいとも考えていますが、私はいまだに使ったことがありません。

車社会の地域で車の免許書がなくても、車(車ではなくても良いです)に乗って、普通に買い物や移動ができるような世界になって欲しいなと思っています。車の座席数は運転手を含めて4人から~5人だったり8人だったり様々ですが、いつも満席になっている訳ではないので、その空席をシェアできたりしたら嬉しいと考えています。

地域で生活する人々が全員が友達だったら、簡単に解決できる問題かもしれないなぁなどと考えています。まだまだ考える必要がありそうです。

ゴールの設定

ゴール

フードパンダの話にしても、自分の個人開発にしても、ゴール設定が重要だと考えています。もちろん先ほども記した様に、まずは熱量をもって、開発を続けることが私にとって最重要課題だと考えていますが、その結果のゴールがどのようになっているかも考える必要があるとも思います。

サービスの撤退や売却の話は、ポジティブなこともあったり、ネガティブなこともあると思います。というのも、意図的にゴールが撤退や売却が想定されていたりするからです。最初にも記した通り、フードパンダの件はほとんど無知なので、1月31日にサービス終了がポジティブなものなのか、ネガティブなものなのかはわかりません。しかし、サービスにとって1つの節目であることには変わりありません。

自分がサービスを開発していくにあたって、そのような節目のイベントがいくつか起こることを想定する力もサービス開発では必要だと感じています。「想定外でした」でサービスが終了してしまうのは、避けたいところです。

先の事を考えて、考えて、考えても見えないことが多々ありますが、これは自分の経験不足と、他の人との交流の少なさから来ているものだと感じています。もっとたくさんの開発者さんや、色んな経験者さんからお話を聞く機会があったら、未来を見通す力が少しは高めることが出来るのかなぁなどと考えており、今は「人は1人では生きていけない」ことを胸に刻み、出来るだけ交流していきたい思っています。そのためにも行動することは重要だなぁと。

ということで、ゴール設定はまだまだ考える余地があります。これからも未来については色んな人の意見を聞きながら考えていきたいです。

継続力と突破力

有名な話かもしれませんが、「2ちゃんねる」が掲示板乱立時代に生き残った理由は、「やめなかった事」という話があります。掲示板運営は、ある意味とても簡単だとも言えます。本当に簡単なものであればサーバーを借りて書込、参照、更新、削除の機能が作れれば、完成と言えます。

しかしながら、継続的に運営していくことは、とても難しいことだとも言えます。ただサーバーを借りて運営するだけでも、維持費がかかりますし。無料のサーバーを借りていたとしても、自分の労働力がかかります。さらに悪意のあるユーザーから攻撃を受けたり、トラブルに巻き込まれる危険性もあります。

そんな掲示板を継続運営させる理由はどこにあるのでしょうか?「やめなかった事」という姿勢には他の誰もが出来なかった事という大きな価値がそこにあると考えます。継続力は、とても大切なことだと感じています。

また1つのブレイクを迎えるための力も蓄える必要があると考えています。

先ほどの掲示板の例で進めると、「何もメンテナンスをしない掲示板」というのも多数見受けられます。私も掲示板を作成したことがあるので、そのメンテナンスしていない掲示板の1つを作ったのだと思いますが、使っているユーザーが0の状態を維持できたとしても、そのサービスが日の目を浴びることはないと考えています。

突破力をサービスに付けるためには、現代のユーザーが必要とする機能やサービスを加えて、そのサービスに触れやすい状況を整えて修正することが必要だと考えています。

…。

ずらずらと書いてみましたが、この文章を忘れずに、自分のサービス開発に取り組んでいきたいと思いましたので、このあたりで終わりたいと思います(汗)机上の空論

まとめ

最後までお読み頂きありがとうございました。今回の記事は、自分の個人開発を見つめなおすいい機会になりました。

数年後にこの記事を見返した時に、恥ずかしくないよう、しっかりと開発を進めていけたらと思います。

ありがとうございました。また次回お会いできることを楽しみにしております。

この記事を書いた人

小幡 知弘

1990年茨城県神栖市生まれ
2013年大阪芸術大学卒業
Python×Webエンジニア