みなさんこんにちは。せっかくPythonを使用して開発をする機会があるのにも関わらず、機械学習やブロックチェーンなどに全く携わってこなかった小幡です。
高崎の満開の桜を見ながら、昔はここにお城があったのかぁ…の図。
春なのでブロックチェーンについて学んでみようかと思いましたので、その備忘録です。
凡人プログラマーが1ヶ月ほどの浅い知識で、誰かに説明するような気持ちで書いていますので、間違いも多々あるかと思いますが、導入として楽しんで頂ければ幸いです。
ブロックチェーン
ものすごく簡単にまとめると、ブロックチェーンとは、その名の通りブロックをチェーンでつないだ様なイメージです。
そのブロックには暗号化された情報が入っており、それを皆で確認して共有しています。
皆で確認して共有しているところが肝です。上記のリンクでも「分散型台帳」という言葉で表現されていますが、「ブロックチェーン」の話をしていると「分散」というキーワードがたくさん出て来ます。
YouTubeやFaceBookのように中央集権的にデータが集まるのではなく、分散して皆で確認して共有するという、少しわかりずらい世界観の根幹にあるのがブロックチェーンです。
Bitcoin(ビットコイン)
そのブロックチェーンの技術を使っているものの1つにビットコインというものがあります。
一般的なイメージでは、何か貨幣のものが存在しているかのように扱われますが、その概念を扱う場所・プラットフォームをイメージすると、これから記述する概念がわかりやすくなると思うのですが、「ビットコインはプラットフォーム」というイメージもまた難しいです。
身近なもので例えると、地域通貨というイメージです。
トークン
ビットコインのようなプラットフォームではトークンと呼ばれるものを使ってやり取りをしています。このトークンが貨幣のようなコインやお金のイメージです。
ビットコインというプラットフォームでトークンよ呼ばれる通過のようなものを使っているというイメージです。
わかりやすく説明するためにトークンのことをコインとして説明されることもよくあります。
暗号資産・暗号通貨(cryptocurrency)
英語の文章を読み進めていると、 cryptocurrency (くりぷとかれんしぃ)という単語が目に付きます。
これを日本語に訳すと暗号資産や暗号通貨と表記されるようです。
先ほどのトークンの事を指すことが多い様です。
Ethereum(イーサリアム)
ビットコインがプラットフォームであるのと同様に、イーサリアムもプラットフォームです。
千葉県で使える地域通貨と、茨城県で使える地域通貨が同じようで全く違うものであるように、ビットコインもイーサリアムも同じようで全く違うものです。
最も大きな違いは、イーサリアムにはスマートコントラクトという概念があることです。
スマートコントラクト
コントラクトは契約と訳されます。頭のいい契約と言ったイメージでしょうか。
頭のいいとは、全て全自動でしてくれる法律やルールというイメージです。
一度決まった法律やルールはなかなか変えられないように、スマートコントラクトは一度決まると永久的に変えられません。
Solidity(ソリディティ)
上記のスマートコントラクトを作成するためのプログラミング言語がSolidityです。
プログラミング言語とは、JavaやC言語などをイメージしてもらえればと思います。パソコンを使って何かするものだなぁというイメージです。
ERC20(いーあーるしーとぅえんてぃ)
イーサリアムでスマートコントラクトを作成する際の規格の1つです。
銀行のATMを操作する際に、「引き出し」ボタンを押せば、お金が引き出せると皆が認識していることで、スムーズにお金のやりとりが出来ていると思います。そんな大まかな規格がERC20です。
Web3.0(ウェブサンテンゼロ、ウェブスリー)
ものすごく簡単にまとめると、今まで説明してきた「分散」と皆で確認するという少し難しい考え方と技術で出来る新しいWebの世界です。
それらの技術を簡単に扱えるようなプログラミング言語用の便利なものも続々出来上がっていますので、少しプログラミングが出来るだけでもWeb3.0の世界に貢献することができます。
DAO(だお)
「分散」という言葉を使ってきましたが、分散した組織を作ろう!という思想で作られている組織です。
社長、部長、部下という組織構造がないことや、組織に貢献した度合いに応じて報酬が得られることなど、今までの会社組織とは対比的に語られることが多いです。
NFT(えぬえふてぃー)
ブロックチェーンの技術を使い、様々なものに情報を付与するトークンです。
よくアートやイラストの領域で耳にすることが多いと思いますが、そのアートやイラストの所有権のようなイメージです。
Discord(でぃすこーど)
LINEのようなアプリの1つです。
アプリストアで取得できます。
Web3に関わる人が愛用していることが多く、Web3について語り合う場として利用されることが多いです。
LINEのように、スタンプを送ったり、通話をしたり、メッセージを送ったりできます。
おわりに
Amazonジャパンのあるビルの方向にある目黒川の桜を眺めながら・・・、私の想像できないような未来が作られているのだろうなぁと。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ここで説明してきた言葉は、2022年現在でもまだまだ変化が起きている言葉なので、少し時間が経つと意味や読み方が全く変わっていることも可能性としてはあります。
これらの技術に触れる際は、最新かつ、公式の文章を参考にすることをお薦めします。
ありがとうございました。