やれば出来る、田舎から上京エンジニア。1年経って思う事について

東京

こんにちは、小幡です。

2020年5月に東京に出てきてから1年が経ちました。なんとか生きています。

この一年間を振り返って

1年前はまったく別の仕事をする予定だったわけですが、なんだかんだあって今はエンジニアとしてお仕事をさせて頂いているわけです。

本当にありがたいことです。感謝してもしきれません。もっといろいろな道があったかと思いますが、今は様々な偶然が重なって、こうして生きているなぁとか思ったり。

無職、30歳、東京へ

今になって思えば、よく仕事も定まっていない状況で、家を借りて、東京にやってきたなぁと思います。

普通な心理状態だったらとっていなかった選択肢だったと思います。

コロナで東京のホテルが異常に安く、電車もガラガラだったことが思い起こされます。

クラウドソーシングで仕事を探す日々

そんな激安になったホテルに泊まりながら、ネットで仕事を探し回っていた日々もありました。

当時はWebデザイン関係の仕事をターゲットに手あたり次第に連絡をしていたと思います。

それにしても、コロナの影響があるなかでも仕事がたくさんあることに当時は驚いていたと思います。

後からわかったことですが、それでも仕事は減っていた様で、そんな状況でへらへらしていました。

今もへらへらしていると思いますが。

安すぎる仕事

いくら仕事がたくさんあっても単価が低すぎたり、連絡が取れたり急に取れなくなったり、いつまで連絡が来るのを待ったらいいのか・・・など、やはり不安定な部分がたくさんあったように思います。

仕事がたくさんあるように見えていたものは、仕事として成り立っていないものが多かったのかもしれません。

最初の1ヶ月以降、ほとんどクラウドソーシングには手を出さなくなりました。

小さい仕事を探してみる

それからは、ネットにも乗ってないような小さい仕事を探すようになりました。

と言ってもネットで仕事を探していたわけですが、どういうことかというと、全く知名度が無いような仕事のマッチングサイトで仕事を探していました。

そこそこニッチな需要のマッチングなので、すぐに連絡が帰ってくることが多かったですし、一般的な稼ぎを得られるお仕事が多かったです。

具体的に言うと、自分の経験に合った仕事をさせて頂くことができたのかなぁと思います。

自分の経験の価値

自分の価値は、他人から見ると全く違うものに見えることがあります。そのおかげでお仕事をさせて頂けることもありました。

自分の中では、それほどすごい経験や知識ではなくても、見る人の角度が変われば良いものに見えたりします。

とにかくポジティブに考えることが多くなったように思います。

前職では工場勤めだったので、ほぼ自分の経験は価値になっていませんでした。

というより、自分がポジティブな思考を持っているだけで、バタフライ効果的に、ポジティブな現象が自分に戻ってきていたのかもしれません。

ポジティブ大事。

フロントエンドとサーバーサイド

そんなこんながあり、Webデザイン的な仕事を全面的にさせて頂いた時間は楽しい時間でした。

どれだけアウトプットを出し、それを売り上げに直結させるかという日々がとても刺激的でした。

ある意味、自分では実現できなかった自分のお店を持つことができ、そのお店の運営をしているかのようで楽しかったです。

しかし、残念ながらコロナの影響もあり、お客様の来店も減ってしまい残念な結果に至ってしまう事もありました。

それもまた時代の流れということで。良い事もあれば、悪い事もあります。

それからは、お店の全面的なお仕事よりも、もっと裏側の機械的な世界に目標を定めてみる事にしました。

いわゆるフロントエンド的な仕事をしていた私は、サーバーサイドのエンジニアを目指すことにしてみました。

もともとPHPやSQLに興味があったので、勉強は苦にならず、結構すんなりと転職することができました。

本当にありがたいことです。

未経験の定義が広い件

話は脱線しますが、「未経験」の定義が広いことに気が付きました。

私の場合は、実務経験がゼロ、というのが未経験と思っていたので、PHPでWebサイトを作ったり、レンタルサーバのMySQLをいじったり、それなりに今の仕事と関係あるようなことに触れていました。

しかし「42」というエンジニア養成機関で出会った未経験者には、パソコンを触ってチャットもしたことがない、ネットサーフィンもしない、ブライドタッチもできないという人もいたことには驚きました。

実務経験が未経験という事ではなく、パソコンとの接触が未経験と言ったところでしょうか・・・。

そういう方が、未経験からエンジニアを目指すのはさすがに厳しいのではないだろうか?と思っていました。

その人が現在どうなったkは、わかりません。

友達になれても・・・

残念なことに、せっかく友達になれても長く連絡を取り合う仲になれた方は、ほとんどいません。

友達の友達で、職業訓練校でJavaの勉強をしていたという人もそれなりにいましたが、彼らがどうなったかは、ほとんどわかりません。

これは単なる想像ですが、無事に幸せな転職後を送っているのなら連絡してくるものではないかなぁと思います。

私もありがいことに、順風満帆な日々を送っているので、たまーに連絡を入れるのですが、ふと、相手は順調かわからないし、次は相手からの連絡を待ってみるか・・・。と思うと、ほとんどの場合音信不通になります。

残念ですが、仕方ありません。

未経験からエンジニアを目指したからといって、必ずしも皆が幸せになれているとは限りませんし・・・。

更に次のステップはどこか?

ここ数ヶ月は様々なお仕事をさせて頂き、毎日楽しく過ごしているわけですが、私もいつどうなるかわかりません。というよりこのIT業界が明日どうなるかわからないよなぁとか思っていたりします。

もっとも仕事があったであろう時代は当の昔に終わってしまったのだろうと思いますし、ビッグデータやAI、自動運転技術の開発などは、それなりに専門性が高い知識が必要だったりーと、さすがに手を出せないなぁと思っていたりなので。アルゴリズムの勉強をしてみたり、android開発をしてみたり、何か資格を取ってみようかなぁと思って見たり。

正直な話、具体的なルートが見えていない感じです。

次のステップも探し、目標を定めつつも、日々何かしらの発見があるので、それを一つ一つ丁寧に積み上げていかなければならないなぁと思っていたりもします。

がんばりましょー

この記事を書いた人

小幡 知弘

1990年茨城県神栖市生まれ
2013年大阪芸術大学卒業
Python×Webエンジニア